東京・調布市の深大寺が所蔵し、50年に一度、一般公開される秘仏、元三大師坐像(がんざんだいしざぞう)が奈良国立博物館・なら仏像館で特別公開されている。同秘仏の特別公開は3月16日まで。
同坐像は平安時代中期に天台宗のトップ、天台座主を務めた高僧、良源(りょうげん)の姿を彫った高さ2mの木像。像は木材の接合部分が劣化したり、表面の漆が剥がれたりしていたことから、3年前から奈良国立博物館で修復が進められていた。修復は2024年12月に終わったが、所蔵する同寺ではこの機会に関西の人にも像を見てもらおうと、特別公開されることになった。東京以外で公開されるのは今回が初めて。
「桜田門外の変」子孫が集まり彦根市と鹿児島が交流協定
幕末の彦根藩主で、幕府で大老を務め「安政の大獄」を主導した井伊直弼が水戸藩、薩摩藩などの脱藩浪士18人に襲撃、暗殺された「桜田門外の変」。この遺恨の関係、当事者の子孫や関係自治体の首長が1月16日、滋賀県彦根市に集まり、この事変の遺恨やわだかまりを解消し、交流を深めようと、彦根市と鹿児島市が交流連携協定を結んだ。
今回集まったのは彦根藩主の井伊家と薩摩藩主の島津家、それに薩摩藩を脱藩し暗殺に関わった有村家(有村次左衛門)の子孫。揃って、彦根藩主井伊家墓所を訪れ、墓参りした。このあと、彦根城内で交流連携協定の締結式が行われ、子孫らが見守る中、彦根市の和田裕行市長と鹿児島市の下鶴隆央市長が協定書に署名した。協定には井伊家、島津家の歴史的なつながりを礎として、両市が連携していくことなどが盛り込まれている。