神奈川「鎌倉まつり」鶴岡八幡宮で4年ぶり”流鏑馬”のみ実施

神奈川県鎌倉市で春の観光イベント「鎌倉まつり」が開かれ4月16日、4年ぶりに鶴岡八幡宮の流鏑馬(やぶさめ)だけが行われた。
境内で武士の装束に身を包んだ「射手」と呼ばれる人たちがおよそ250mの道を馬で駆けながら、道中に設けられた3枚の的を狙い、次々と矢を放ち射抜いていった。的は紙や木の板、土器でできており、射抜かれるごとに観客は歓声をあげ拍手を送っていた。
鶴岡八幡宮の流鏑馬は、鎌倉幕府を開いた源頼朝が天下泰平や五穀豊穣を願って奉納したのが始まりとされている。近年実施が見送られていたが、今年は規模を縮小したが4年ぶりに行われた。

28年までに絶滅マンモスを復活 米バイオ企業が挑戦

絶滅した動物の復活に取り組み、欧米の投資家や科学者らから注目を集める企業がある。米バイオのスタートアップ企業、コロッサル・バイオサイエンスだ。同社は今、絶滅マンモスを復活させると宣言し、2028年までにマンモスの子どもを蘇らせるプロジェクトに取り組んでいる。

春の高山祭「屋台曳き揃え」4年ぶりに実施 外国人観光客戻る

岐阜・飛騨路に春の訪れを告げる「春の高山祭(山王祭)」が4月14、15日、岐阜県高山市で開催された。2020〜2022年は中止された「屋台曳き揃え(ひきそろえ)」が4年ぶりに実施された。豪華絢爛(けんらん)な11台の屋台が桜(ソメイヨシノ)の花が残る街並みを彩り、コロナ前の華やかさを想わせた。
地元観光協会によると、外国人観光客の人出はコロナ前を上回る勢いで、観光需要の本格回復を印象付けた。

大阪万博開幕まで2年, 会場で主要施設の起工式

2025年国際博覧会(大阪・関西万博)開幕まで2年となった4月13日、会場予定地の大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)でパビリオンなど主要施設の起工式が行われた。同万博を運営する2025年国際博覧会協会は、出展者らに対する敷地の引き渡しを開始し、各施設の建設工事が本格化する。
起工式では岸田首相、西村経済産業相、岡田万博担当相ら関係者16人が鍬入れした。また、開催地の大阪府の吉村知事、大阪市の横山市長、経済界から関西経済連合会の松本会長、大阪商工会議所の鳥井会頭らが出席した。

松山・道後温泉本館 24年7月に全館営業再開へ

愛媛県松山市は4月11日、保存修理工事を進めている道後温泉本館について、当初予定を約半年間早めて2024年7月中に全館の営業を再開できる見通しだと発表した。
国の重要文化財の道後温泉本館は明治中期から昭和初期にかけて整備された浴場施設群。現在は一部浴室の営業にとどまっている。

堺 百舌鳥古墳群 5/25~気球で空から一望, 試行運行

世界遺産の大山古墳(仁徳天皇陵古墳)を約100mの上空から一望できるガス気球「おおさか堺バルーン」の運行が5月25日から始まる。堺市が取り組む大山古墳など百舌鳥(もず)古墳群の魅力向上策の一環として1年間、試行運行する。
1回約30人が15分程度、前方後円墳の”鍵穴”の形状や堺市外、大阪湾などの風景を楽しむことができる。利用料金は一般大人で3,600円、子どもで2,400円。国内外の観光客など約8万人の利用を見込む。