大阪府岸和田市の伝統行事「岸和田だんじり祭」が9月17日、18日、岸和田・春木両地区で開催された。だんじり祭は新型コロナウイルスの影響で、2020年は終戦直後の1945年以来75年ぶりに中止され、2021年も両地区の一部町会が参加を見送り、観覧の自粛を呼び掛けつつ行われており、制限のない通常開催は3年ぶり。
3年ぶりに戻ってきた、躍動感あふれるだんじりに、あちこちから観客の掛け声が飛び交う。勢いをつけたまま街角を直角に曲がる”やりまわし”に大きな歓声が沸き起こり、威勢のいい笛・太鼓の音が街に戻った。
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京・阪・奈結ぶ近鉄の観光特急「あおによし」運行開始
奈良、大阪、京都を結ぶ近鉄の新たな観光特急「あおによし」の運行が4月29日から始まり、記念セレモニーが近鉄奈良駅で行われた。雅楽が演奏され、天平時代の衣装に身を包んだ人たちなどが出迎える中、大阪難波駅を出発した第1便が午前10時すぎに到着した。
奈良の枕ことばにちなんで名付けられた「あおによし」は2021年2月に引退した特急の車両を改造したもので、4両編成の列車にゆったりと寛(くつ)げるように84の座席が配置されている。車内の壁や天井などに、天平文様があしらわれるなど、奈良を感じさせるデザインが特徴。
「あおによし」は奈良、大阪、京都の間で1日6便運行されるが、近鉄によると5月5日まで全列車の座席が予約で満席だという。