大阪・造幣局で8/7 大阪・関西万博記念貨幣の打ち初め式

大阪市北区の造幣局で8月7日、2025年大阪・関西万博の記念貨幣の打ち初め式が行われた。同打ち初め式には大阪府の吉村知事や博覧会協会の石毛事務総長などが出席した。この記念貨幣は5万枚が製造され、消費税や送料込みで1万3,800円で販売される。申込みは造幣局が8日から28日まで受け付ける。
製造が始まった記念貨幣は額面が1,000円の銀貨で、表面には大阪・関西万博の公式ロゴマークと、人工島・夢洲の会場がカラーで描かれている。裏面に描かれたロゴマークには、細かい溝が刻まれた加工が施されていて、光が当たると反射して虹色に輝いて見えるようになっている。

大阪・天神祭 100隻の船渡御, 3,000発の奉納花火が4年ぶり復活

大阪天満宮(所在地:大阪市北区)の天神祭は本宮の7月25日、祭りのクライマックス、新型コロナウイルス禍で見送られていた「船渡御(ふなとぎょ)」や奉納花火が4年ぶりに再開、復活した。午後6時ごろから市内中心部を流れる大川を約100隻の船が行き交う伝統の神事、船渡御が営まれたほか、約3,000発の多彩な奉納花火が川面を照らし、夜空を彩った。

夏本番へ大阪・天神祭始まる 宵宮に堂島川で「鉾流神事」

大阪に夏本番を告げる大阪天満宮(所在地:大阪市北区)の天神祭が7月24日、始まった。宵宮の同日は、市内中心部を流れる堂島川に白木の神鉾(かみほこ)を流す「鉾流(ほこながし)神事」が行われた。
天神祭の始まりは951年。鉾流神事で川に流した鉾が漂着したところに御神霊が休憩する斎場を設け、そこに御神霊を送り届けたことが船渡御(ふなとぎょ)の始まりという。

大阪 天神祭「船渡御」4年ぶり実施, 3,000発の奉納花火も

大阪の夏の風物詩、大阪天満宮(所在地:大阪市北区)の天神祭(7月24、25日)で、新型コロナ禍で取りやめていた「船渡御」が、今年は4年ぶりに行われることになった。また、およそ3,000発の奉納花火の打ち上げも4年ぶりに行われる。大阪天満宮および天神祭渡御行事保存協賛会が明らかにした。
船渡御は水都大阪、天神祭の花形でおよそ100隻の船が大川を行き交う。昨年は、色とりどりの衣装を身に着けた行列が街を練り歩く「陸渡御」を3年ぶりに再開しており、これでコロナ禍前の本来の天神祭が復活することになる。そのため今年は120万人以上の人出が予想されるという。

大阪・関西万博の記念貨幣発行 1,000円銀貨デザイン公表

政府は2025年に開催する大阪・関西万博に向け、記念貨幣を発行することになり4月14日、その第一弾として発行される1,000円貨幣のデザインが公表された。政府は開催の機運醸成に向け、3回に分けて5種類の記念貨幣を発行する。銀貨は1万3,800円(税込)で5万枚発行される。大阪・造幣局が通信販売し、申込みは8月8日から3週間程度、受け付ける予定。
今回の1,000円銀貨の表面には、10余りの赤い球体が弾むように輪の形に連なる万博の公式ロゴマークが、万博の夢洲会場とともに描かれている。また裏面には公式ロゴマークが描かれ、銀貨に刻まれている溝に光が当たると、虹色に輝いて見えるように加工されている。

大阪万博開幕まで2年, 会場で主要施設の起工式

2025年国際博覧会(大阪・関西万博)開幕まで2年となった4月13日、会場予定地の大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)でパビリオンなど主要施設の起工式が行われた。同万博を運営する2025年国際博覧会協会は、出展者らに対する敷地の引き渡しを開始し、各施設の建設工事が本格化する。
起工式では岸田首相、西村経済産業相、岡田万博担当相ら関係者16人が鍬入れした。また、開催地の大阪府の吉村知事、大阪市の横山市長、経済界から関西経済連合会の松本会長、大阪商工会議所の鳥井会頭らが出席した。