英国ダービー ディープインパクト産駒が制す 歴史的快挙!

第244回英国ダービー(G1、2410m芝、14頭出走)が6月3日、エプソム競馬場で行われ、ディープインパクト産駒の最終世代、オーギュストロダン(牡3歳、アイルランド)が優勝した。勝ち時計は2分33秒8。同産駒初の英国ダービー制覇の快挙を果たした。鞍上のライアン・ムーア騎手は3勝目。エイダン・オブライエン調教師は9勝目。
レースは道中、中団につけたオーギュストロダンが最終コーナーでスパートをかけると、次元の異なる差し脚で先行馬を抜き去り、一気に先頭争いに加わった。残り1ハロンからは先に抜け出したキングオブスティール(牡3歳、英国)との一騎打ちとなったが、最後は半馬身差ライバルを退けた。

ローマで世界農業遺産「琵琶湖システム」の認証授与式

国連食糧農業機関(FAO)の本部があるイタリア・ローマで5月22日、昨年、「世界農業遺産」に認定された滋賀県の「琵琶湖システム」に対する認証授与式が行われた。滋賀県から大杉佳子副知事が出席し、ブルーの着物姿で認定証を受け取った。
対象となった琵琶湖システムは、びわ湖を中心に営まれている伝統的な漁業や環境に配慮した農林水産業の取り組み。びわ湖周辺の水田が魚の産卵場所として豊かな生物多様性を育み、漁業と農業がつながるシステムで、伝統的な漁業や鮒(ふな)ずしなどの独特の食文化が1,000年以上にわたって受け継がれている点が評価されたという。

香川・善通寺市 弘法大師生誕1250年記念祭でにぎわい復活

香川県善通寺市は今、総本山善通寺を中心に弘法大師空海の生誕1250年記念祭で、地域挙げてお祭りムードに包まれている。
同市の観光は善通寺に依存しており、記念の年は地域のPRの最大の機会だけに、市内のあちこちに記念ののぼり旗が並ぶ。4月から記念イベントが相次いで開催され、JR四国が記念ツアーを企画し、地域ににぎわいを取り戻そうとの意気込みがうかがわれる。

松本潤さん「家康」騎馬武者行列で「浜松まつり」に68万人

静岡県浜松市で5月3日から開催された「浜松まつり」は最終日の5日、NHK大河ドラマ「どうする家康」主演の松本潤さんらによる「家康公騎馬武者行列」が行われた。同行列を一目見ようと、市によると来場者は同県内外からも数多く集まり、68万人に上った。混雑による事故防止のため、大規模な交通規制や誘導員を配置するなど、浜松市職員や静岡県警から約1,000人が対応にあたった。

博多どんたく港まつり4年ぶりの通常開催で来場者210万人

福岡に初夏の訪れを告げる「博多どんたく港まつり」が5月3、4の両日、福岡市で開催され、4日フィナーレの「総おどり」で閉幕した。昨年は新型コロナウイルス対策で規模を縮小したが、今年は4年ぶりに通常開催となり、好天にも恵まれて沿道は多くの人で賑わった。見せ場のパレードには2日間で延べ183団体約1万6,000人が参加。最後は伝統の「博多祝い唄(祝いめでた)」の歌と「博多手1本」で締めくくった。
主催者発表によると、2日間の人出は延べ約210万人に達し、新型コロナ感染拡大前の水準に戻った。