東京・浅草 三社祭 真夏の暑さと地元町衆の熱気に包まれ 2024年5月20日つなぐ, 歴史くらぶfujishima 東京・下町の初夏の風物詩、浅草神社(所在地・東京都台東区)の三社祭が5月18日、列島を覆った暖気で熱中症が警戒視される中、中日を迎えた。44ある地元町会の、みこし約100基が練り歩き、みこしを囲むように見守る沿道の見物客、観光客ら、そして噴き出る汗を拭いながら、みこしを担ぐ法被姿の町会関係者、地元の、子どもみこしを担ぐ子どもたちの熱気に包まれ、一帯は多くの人々で賑わっていた。
ホンダジェット藤野道格氏に名誉の航空賞 米航空学会 2024年5月19日つなぐ, アジア-社会, 歴史くらぶfujishima 米国航空宇宙学会は5月15日、ホンダの小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」を開発した藤野道格氏に「ダニエル・グッゲンハイム賞」を授与した。同賞は航空業界で名高い賞の一つ。これまでの受賞者の中には、世界初の有人動力飛行に成功した米国のライト兄弟の弟の名がある。日本人の受賞は初めて。
京都・葵祭 平安の”雅”「斎王代」ら新緑の都大路を行進 2024年5月17日つなぐ, アジア-社会, 歴史くらぶfujishima 京都三大祭の一つ、葵祭が5月15日、京都市内で行われ、色鮮やかで”雅(みやび)”な平安装束姿のヒロイン「斎王代」ら約500人の行列が、新緑の都大路を歩いた。フタバアオイの葉で飾った武官や女官をはじめ、計40頭の牛馬などでつくる行列は全長約800mに及んだ。行列は京都御所を出発し、下鴨神社を経て上賀茂神社を目指す約8kmの道のりを行進した。 葵祭は下鴨、上賀茂両神社の例祭。6世紀の欽明天皇の時代に飢饉や疫病が流行したことを受け、五穀豊穣を祈ったことが始まりとされる。
大阪ー神戸間 西日本初の鉄道150周年 記念列車5/20まで 2024年5月14日つなぐ, アジア-社会, 歴史くらぶfujishima 明治時代、国内初の新橋ー横浜間の鉄道開業の約1年半後、1874年に西日本初となる大阪ー神戸間で開業してから5月11日で150周年を迎えた。この日午前、JR西日本が神戸駅で開催した記念式典では、沿線地域の150年の歴史を紹介する写真などを展示した記念列車が(6両編成)が登場。事前の抽選で選ばれた家族連れなど約150人を乗せ、大阪駅に向けて出発した。同列車は12日から通常ダイヤに組み込まれ20日まで運行される。
”邪馬台国”の建物など再現 奈良・桜井市がARガイドアプリ 2024年5月9日つなぐ, 歴史くらぶfujishima 奈良県桜井市が制作した「YAMATO桜井周遊ARガイド」というアプリが公開されている。これは同市にある邪馬台国の有力な候補地、纒向遺跡などにあった、当時の王の住まいだった可能性のある建物をはじめ遺跡や寺跡が、スマートフォンをかざすと、AR(拡張現実)などの技術を活用して画面に再現されるアプリ。また、遺跡や寺跡を歩いているような感覚で、同市のマスコットキャラクターの”ひみこちゃん”と学芸員の対話形式の音声が日本語と英語で聞くことができる。
奈良県「古事記」編纂の太安万侶の墓 再整備計画案 2024年5月8日つなぐ, 歴史くらぶfujishima 奈良県は、同市内にある太安万侶(おおの・やすまろ)の墓について、新たな通路を設けるなど再整備する計画案をまとめた。太安万侶は奈良時代初めに、現存する日本最古の歴史書「古事記」を編纂したとされる人物。 昭和54年に奈良市内の茶畑で、名前が刻まれた銅の板と、本人のものとみられる遺骨などが納められた墓が見つかった。その後、墓まで続く通路などがつくられて見学者が訪れるようになったが、急傾斜なうえ老朽化して安全面に問題があることから、県が一帯を再整備する基本計画案をまとめ公表した。計画案に対する意見を広く募った後、6月にも具体的な整備計画を策定する予定。