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中国アリババクラウド 21年内マニラにデータセンター設置へ

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、中国のEコマース大手アリババクラウドはこのほど、2021年内にデータセンターをフィリピン・マニラに設置すると発表した。同社にとってフィリピンで初めてのデータセンターとなる。
データセンターではエラスティックコンピューティングやデータベース、情報セキュリティー、データ処理・解析などのサービスを提供する予定。アリババクラウドは優秀な技術者を多く輩出する人材プールとしてフィリピンを位置付けており、フィリピンで5万人のIT技術者の育成を計画している。
アリババクラウドは世界21の地域にサービス展開し、アジア太平洋地域ではシンガポール、マレーシア、インドネシア、インド、オーストラリアに拠点を持つ。今後3年間で同地域に10億ドルを投じ、人材育成するとともに。10万社の技術系スタートアップの成長をサポートすることを目指すという。

ヤマハ発動機,ドコモなど5G活用し産業用ロボ遠隔操作の実証

ヤマハ発動機、NTTドコモ、デンソーウェーブ、カワダロボティクス、オフィスエフエイ・コム、ORiN(オライン)協議会は6月17日、高速通信規格「5G」を活用し、複数メーカーの産業用ロボットを統合的に遠隔操作する実証実験に成功したと発表した。
実証は3月4日~4月7日、ドコモオープンイノベーションラボ四ツ谷で実施。複数メーカーのロボットを使い、操作者の入力デバイスからの信号を「ORiN」で変換し、5Gを経由して遠隔側のロボットを操作した。

タカラバイオ ノロウイルス遺伝子のPCR検出用陽性コントロール発売

タカラバイオ(本社:滋賀県草津市)は6月17日、ノロウイルス遺伝子検出用の陽性コントロールDNAを6月23日より販売すると発表した。陽性コントロールDNAは遺伝子の定量値が設定されており、これを用いればノロウイルス遺伝子の定量を正確に行うことができるという。

マツダ 22年から電動化車種を日米欧,中国,東南アへ投入

マツダは6月17日、脱炭素に向け2022年から2025年にかけて電気自動車(EV)3車種、ハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHV)をそれぞれ5車種を日米欧と中国、東南アジア市場に順次投入していくと発表した。同社は2030年時点の電動化率100%、EV比率25%を想定している。

自然電力とアラムポート インドネシアで屋根置き太陽光設置開始

再生可能エネルギー発電事業を手掛ける自然電力(所在地:福岡市)とアラムポート(所在地:東京都千代田区)はこのほど、インドネシアの複数企業への屋根置き太陽光発電設備のの設置を開始したと発表した。ジャカルタや諸州13カ所で計4.2MW(メガワット)の屋根置き太陽光発電設備を運用する。
設置先はジャカルタと西ジャワ州チカランの製造工場の計2カ所、リアウ諸島州とバリ州の店舗計9店舗、東ジャワ州の工場2カ所。中国から輸入した太陽光パネルを使用する。