エジプト「妊婦のミイラ」を初確認 ポーランド研究チーム 2021年5月4日歴史くらぶrekishi-club ポーランドの研究チームは現在、首都ワルシャワの国立博物館に保管されているエジプトのミイラについて、CTスキャンなどで調べた結果、ミイラはおなかに胎児がいる女性であることが分かったと発表した。年齢20~30歳の女性で妊娠26週から30週だったとみられる。エジプトで見つかったミイラで妊婦だと確認されたのは世界で初めて。このミイラは棺に記された文字などから、およそ2,000年前の男性の聖職者だと考えられていた。
淡路島で04年発見の恐竜化石は新種「ヤマトサウルス」と命名 2021年5月3日歴史くらぶrekishi-club 北海道大や岡山理科大などの研究チームは、2004年に兵庫県の淡路島で発見された恐竜の化石が新種であることが分かったと発表した。学名は「伊弉諾(いざなぎ)の倭(やまと)竜」を意味する「ヤマトサウルス・イザナギイ」と命名された。 論文は4月27日付、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。
野口さん搭乗の「クルードラゴン」半年ぶりISSより地球帰還 2021年5月3日アジア-社会, 歴史くらぶrekishi-club 国際宇宙ステーション(ISS)に2020年11月から滞在していた日本人宇宙飛行士の野口聡一さんら4人の飛行しは、日本時間5月2日午後4時前に米国フロリダ州の沖合のメキシコ湾に着水、およそ半年ぶりに地球に帰還した。民間として世界で初めて運用段階に入った宇宙船の1号機のミッションは、この帰還によって終了した。 今回の宇宙飛行が3回目となった野口さんは、ISSの滞在中に船外活動を行って新しい太陽光パネルを取り付けるための作業をしたほか、無重力でiPS細胞を培養したり、植物を育てたりする実験を行った。
ISS「きぼう」で野口さんから星出さんへたすきリレー 2021年4月28日アジア-社会, 歴史くらぶrekishi-club 米スペースXの新型宇宙船「クルードラゴン」で4月24日に国際宇宙ステーション(ISS)に到着した星出彰彦宇宙飛行士(52)と、ISSに滞在中の野口聡一飛行士(56)が26日、そろって記者会見した。 野口さんは星出さんに引き継ぎのたすきを手渡し、「日本人同士でたすきリレーができて本当に嬉しい」。そして、受け取った星出さんは「将来(人類が)月や火星に行くための実験・研究をしたい」と意気込みを語った。
修復 熊本城天守閣 4/26から一般公開 大被害から5年 元の姿に 2021年4月27日歴史くらぶrekishi-club 2016年4月の熊本地震から5年。大きな被害に見舞われた国の特別史跡・熊本城(熊本市)の復旧作業は、20年にも及ぶ計画で開始されたが、天守閣の修復工事がこのほど終了。元の姿を取り戻した天守閣が4月26日から一般公開される。 2度の震度7の地震で名城の石垣は、地震発生時のニュース映像で見た無残な姿の記憶通り、全体の約3分の1で被害が出た。熊本城調査研究センターの調べによると、地震で崩落や膨らみが起きた石垣の多くは、それ以前の地震や台風、経年変化などで破損し、積み直された部分に被害が集中していたという。
NASAが火星で二酸化炭素から酸素の生成に成功 地球以外で初 2021年4月26日歴史くらぶrekishi-club 米航空宇宙局(NASA)は4月22日、火星の探査車「パーシビアランス」に搭載した装置で、火星の大気の大半を占める二酸化炭素(CO2)から酸素をつくり出す実験に成功したと発表した。地球以外の天体で酸素をつくったのは初めてという。NASAは、人類が火星に移住する目標に向けて期待できる成果だとしている。今回の実験で宇宙飛行士1人が10分間で呼吸する量に相当する約5.4gの酸素が得られた。