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京都市京セラ美術館で「ポンペイ展」出土120点展示

京都市左京区の「京都市京セラ美術館」で、およそ2,000年前の火山の大噴火で埋もれた、イタリア南部・ナポリ近郊の古代都市の遺跡、ポンペイの美術品などを紹介する展示会が開かれている。
同展にはナポリ国立考古学博物館に所蔵されている遺跡の出土品などおよそ120点が展示される。このうち「踊るファウヌス」は、高さおよそ70cmの彫刻で体を強くねじる構図に当時の美術の特徴が表れている。また、直径20cmほどの「炭化したパン」は、ポンペイの街から見つかったとされていて、当時の生活を感じさせる。このほか、モザイク画の世界的な傑作とされる「アレクサンドロス大王のモザイク」をレプリカや映像で見ることができる。

聖徳太子1,400年忌「聖霊会」舞楽奉納 大阪・四天王寺

大阪・四天王寺(所在地:大阪市天王寺区)で4月22日、2021年10月に始まった聖徳太子千四百年忌の「御聖忌慶讃大法会」の結願となる「聖霊会」が、盛大に執り行われた。太子の魂を慰める1年で最も重要な法要で、華やかな装束をまとった人たちが石舞台で、今年は古式に則り、例年より大きな規模で舞楽を奉納した。

京都 祇園祭の山鉾巡行3年ぶりに実施へ

京都の「祇園祭山鉾連合会」は4月20日、祇園祭の山鉾巡行を新型コロナの感染拡大を防ぐため、開催時間を短縮し、参加者が密にならない対策などを講じたうえで、3年ぶりに実施すると発表した。山鉾巡行は新型コロナの影響で2020年、2021年と中止されており、実施は3年ぶりとなる。
京都の祇園祭は1000年以上の歴史がある祭りで、山鉾巡行は祭りのハイライトとして知られている。連合会によると、例年通り「前祭」は7月17日、「後祭」は7月24日に実施される。

南方熊楠の手紙,直筆原稿など23年2月に特別展

和歌山県白浜町の南方熊楠記念館はこのほど、同県出身の世界的な博物学者、南方熊楠(1867~1941年)が知人、植物・魚類研究者、宇井縫蔵らに宛てた手紙7点と直筆の原稿1点を入手、2023年2月に特別展を開いて一般公開する。これは同記念館が東京や和歌山などの古書店から購入した、全集未収録の貴重な収蔵品。熊楠ファンには一見の価値がありそうだ。

唐招提寺御影堂 5年間の大修理終わる 6月に特別拝観

国宝の「鑑真和上坐像」を安置する奈良市の唐招提寺・御影堂の5年間にわたった大規模修理がこのほど終わり、6月に特別拝観が行われることになった。
御影堂は地盤沈下による建物の傾きや雨漏りがひどくなったため、5年前から大規模な修理が行われ、3月31日に工事が終わった。
今回の修理では地盤沈下を防ぐため礎石の下にコンクリートの杭を打ったり、金属の梁を巡らせたりする工事が行われたほか、屋根の銅板を新しいものにして十分な雨漏り対策を施した。
今後は、鑑真和上坐像や東山魁夷による襖(ふすま)絵などを御影堂に戻し、6月5日に落慶法要を行うほか、6日と7日には特別拝観が行われることになっている。

ダーウィンのノート2冊 22年ぶり英大図書館で見つかる

英BBC放送は4月5日、英ケンブリッジ大学図書館で2000年以降、所在が分からなくなっていた19世紀の英自然科学者、チャールズ・ダーウィンのノート2冊が約22年ぶりに館内で見つかったと報じた。2000年にノートを撮影するために保管庫から取り出した後、未返還となっていることが判明。持ち出した何者かがこっそり返還したとみられるが、経緯は謎という。
ノートには有名な進化論を考察した初期のメモが含まれる。ノートはラップで包まれるなどし、保存状態は良好という。専門家がメモや図に、ダーウィンのものであることを示す複数の種類のインクが使われていたことなどを踏まえ、本物と判断した。