横浜市立大と神奈川県藤沢市は10月25日、藤沢市文書館が所蔵する芥川龍之介の直筆資料修復に係る協定を締結すると発表した。文化・芸術の振興を図るため、また芥川龍之介資料に関する研究の一環。
両者は2022年度中に、藤沢市文書館が所蔵している芥川龍之介資料約100点の修復を予定しており、2024年度までに修復を終える予定。
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「はやぶさ2」試料から宇宙由来のガス成分確認
宇宙航空研究開発機構(JAXA)や九州大学などの研究チームは10月21日、探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」で採取した試料に、46億年前の太陽系誕生以前のガスが含まれていたとする分析結果を発表した。小惑星由来の気体を直接確認するのは初めて。
チームは計16種類の試料を最高約1,800度まで加熱して、ガス化したヘリウムや、ネオン、アルゴンなどを調べた。これらのガスの一部は太陽系誕生以前に存在したことを示す特徴を持っていた。これらのガスを含んだダイヤモンドなどが材料となって、りゅうぐうのもとになった「母天体」を形成。その後、母天体に小天体が衝突し、生じた破片が集まってりゅうぐうができて以降もガスは残り続けたと、同チームは推定している。
ガスの分析から、りゅうぐうが比較的地球に近い今の位置に来たのは約500万年前と考えられることも初めて分かったという。