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滋賀・長浜曳山祭「子ども歌舞伎」に熱い声援 神社に奉納

ユネスコの無形文化遺産に登録されている滋賀県長浜市の「長浜曳山祭」は4月13〜16日まで行われた。このうち祭のメインの最大の呼び物「子ども歌舞伎」が15日、地元の長濱八幡宮に奉納された。
あいにくの雨にもかかわらず、県内外から集まった多くの見物客が、この1カ月あまりの間、熱心にけいこに取り組んできた、4つの曳山の子どもたちの熱演に大きな拍手を送っていた。
長浜曳山祭は、豊臣秀吉が長浜城主だったころに始まったとされ、豪華な装飾が施された舞台が付いた曳山で披露される子ども歌舞伎が呼び物となっている。

神奈川「鎌倉まつり」鶴岡八幡宮で4年ぶり”流鏑馬”のみ実施

神奈川県鎌倉市で春の観光イベント「鎌倉まつり」が開かれ4月16日、4年ぶりに鶴岡八幡宮の流鏑馬(やぶさめ)だけが行われた。
境内で武士の装束に身を包んだ「射手」と呼ばれる人たちがおよそ250mの道を馬で駆けながら、道中に設けられた3枚の的を狙い、次々と矢を放ち射抜いていった。的は紙や木の板、土器でできており、射抜かれるごとに観客は歓声をあげ拍手を送っていた。
鶴岡八幡宮の流鏑馬は、鎌倉幕府を開いた源頼朝が天下泰平や五穀豊穣を願って奉納したのが始まりとされている。近年実施が見送られていたが、今年は規模を縮小したが4年ぶりに行われた。

28年までに絶滅マンモスを復活 米バイオ企業が挑戦

絶滅した動物の復活に取り組み、欧米の投資家や科学者らから注目を集める企業がある。米バイオのスタートアップ企業、コロッサル・バイオサイエンスだ。同社は今、絶滅マンモスを復活させると宣言し、2028年までにマンモスの子どもを蘇らせるプロジェクトに取り組んでいる。

大阪・関西万博の記念貨幣発行 1,000円銀貨デザイン公表

政府は2025年に開催する大阪・関西万博に向け、記念貨幣を発行することになり4月14日、その第一弾として発行される1,000円貨幣のデザインが公表された。政府は開催の機運醸成に向け、3回に分けて5種類の記念貨幣を発行する。銀貨は1万3,800円(税込)で5万枚発行される。大阪・造幣局が通信販売し、申込みは8月8日から3週間程度、受け付ける予定。
今回の1,000円銀貨の表面には、10余りの赤い球体が弾むように輪の形に連なる万博の公式ロゴマークが、万博の夢洲会場とともに描かれている。また裏面には公式ロゴマークが描かれ、銀貨に刻まれている溝に光が当たると、虹色に輝いて見えるように加工されている。

春の高山祭「屋台曳き揃え」4年ぶりに実施 外国人観光客戻る

岐阜・飛騨路に春の訪れを告げる「春の高山祭(山王祭)」が4月14、15日、岐阜県高山市で開催された。2020〜2022年は中止された「屋台曳き揃え(ひきそろえ)」が4年ぶりに実施された。豪華絢爛(けんらん)な11台の屋台が桜(ソメイヨシノ)の花が残る街並みを彩り、コロナ前の華やかさを想わせた。
地元観光協会によると、外国人観光客の人出はコロナ前を上回る勢いで、観光需要の本格回復を印象付けた。

大阪万博開幕まで2年, 会場で主要施設の起工式

2025年国際博覧会(大阪・関西万博)開幕まで2年となった4月13日、会場予定地の大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)でパビリオンなど主要施設の起工式が行われた。同万博を運営する2025年国際博覧会協会は、出展者らに対する敷地の引き渡しを開始し、各施設の建設工事が本格化する。
起工式では岸田首相、西村経済産業相、岡田万博担当相ら関係者16人が鍬入れした。また、開催地の大阪府の吉村知事、大阪市の横山市長、経済界から関西経済連合会の松本会長、大阪商工会議所の鳥井会頭らが出席した。