国内最大の恐竜全身化石 北海道・むかわ町で確認
北海道大学と北海道むかわ町立穂別博物館は4月27日、国内で最大となる恐竜の全身骨格化石を確認したと発表した。全身8㍍超と推定される白亜紀後期のハドロサウルス科恐竜で、新種の可能性もあるという。
全部の骨の半分以上が確認された「全身骨格」は、国内では福井県勝山市で発掘された白亜紀前期の獣脚類(肉食恐竜)「フクイベナートル」(全長約2.5㍍)に次いで2例目という。また白亜紀後期の、植物食恐竜の全身骨格は国内初としている。
2013年から北大と穂別博物館が共同で大規模な発掘調査を進めていた。