平城宮跡で10/3「庭の宴」天平衣装ファッションショー
平城宮跡(奈良市)にある国の特別名勝「東院庭園」で10月3日午後6時半から、奈良時代の宴席を再現する「庭の宴」が開かれる。天平衣装のファッションショーや雅楽の演奏、古代食などが楽しめる企画で、主催する奈良文化財研究所が参加者を募集している。
このイベントは奈良文化財研究所が、史跡を活用し、当時の政治や暮らしを知ってもらおうと2年前から「観月会(かんげつえ)」と題して開催。今年は東院庭園が「楊梅宮」と呼ばれていた宝亀8(777)年に双頭のハスが咲いたという続日本紀の記述にちなみ、慶事を祝う宴席を再現する。唐楽などの演奏や研究員によるミニ講演があるほか、参加者には黒米と赤米の俵飯や古代のチーズ「蘇(そ)」など古代食も振る舞われる。
参加料は2500円。定員150人で応募多数の場合抽選となる。問い合わせは事務局(0742-30-6711)。