「はやぶさ2」の探査ロボ、小惑星「りゅうぐう」に着陸
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月22日、探査機「はやぶさ2」から投下された探査ロボット2台が小惑星「りゅうぐう」に着陸したと発表した。ロボットはいずれも正常という。先代の「はやぶさ」は2005年に小惑星「イトカワ」への探査ロボット投入に失敗している。今回13年ぶりの再挑戦に成功した。
送られてきた画像では、りゅうぐうは予想外に岩石が多く、予定されているはやぶさ2の着陸は簡単ではないようだ。だが、はやぶさ2は10月下旬から3度の着陸で、生命の起源を解明する手掛かりとなる有機物などを含む岩石を採取する。そして2019年末にりゅうぐうを離れ、2020年末に地球へ持ち帰る予定だ。