京都・伏見の寺田屋の女将・お登勢の生家に石碑 大津市
幕末、坂本龍馬が襲われ、瀕死の重傷を負った寺田屋事件(1866年)の舞台として知られる京都・伏見の船宿「寺田屋」の女将、お登勢(1829ごろ~1877年)の生家、滋賀県大津市内に石碑が建てられ5月25日、除幕式が行われた。JR大津駅近くの丸屋町商店街の一角に建てられたのは、「寺田屋お登勢実家 升屋跡」と彫られた石碑。
彼女は「升屋」という宿を経営した大本重兵衛もしくは重助の次女だった。伏見の船宿、寺田屋第6代目の主人、寺田屋伊助に嫁ぎ、一男二女をもうけた。龍馬ゆかりの地に石碑を建てる活動をする近江龍馬会などが建立した。