応仁の乱550年 発端の地、京都・御霊神社に石碑
室町時代、京都の街を焦土と化した応仁の乱から今年で550年になるのを機に、歴史の新たな名所づくりにと、戦いが勃発したとされる京都市上京区の御霊神社に市民団体が石碑を設置し12月2日、除幕式が行われた。
石碑は高さおよそ1.3㍍、幅およそ90㌢で、除幕式にはおよそ80人が集まった。
応仁の乱は室町9代将軍の座をめぐり勃発、550年前の1467年に始まり、11年に及んだ戦乱。有力大名たちが東西に分かれて陣を構えたことから、今も西軍が陣を敷いた「西陣」という地名が残り、御霊神社には東軍の陣があったことから「東陣」と呼ばれている。