4/27の式年遷宮に備え下鴨神社・本殿修理終わる
21年に一度の式年遷宮を迎える京都・下鴨神社(京都府左京区)で本殿の修理が終わり、3月19日公開された。檜皮(ひわだ)ぶきの屋根や高欄(こうらん)の朱塗りなどが新しくなり、4月27日の御遷座の儀(正遷宮)に向けて、境内に清々しい空気が漂った。
東西に2棟が並ぶ本殿は1863年(文久3年)の建築で国宝に指定されている。式年遷宮に備えて、2年前から屋根のふき替えや飾り金具の修理などが進められてきた。工事費は約1億1000万円で、このうち55%は国の補助でまかなわれた。