石田梅岩・石門心学の京都講舎跡地に石碑と駒札設置

石田梅岩・石門心学の京都講舎跡地に石碑と駒札設置

江戸時代の思想家、石田梅岩(1685~1744年)が石門心学を説くために開いた、京都市中京区車屋町通御池上ルの講舎跡地に、同学問発祥の歴史を伝える石碑と駒札が設置され、3月19日に除幕式が行われた。梅岩の研究者や子孫、地域住民ら約50人が立ち会い、教えを後世に伝えていくことを誓った。

石田梅岩は現在の亀岡市に生まれ、呉服屋で奉公したのち、1729年に同地で当時としては画期的な、身分の区別なく誰もが自由に学べる講義を始めた。その斬新な教えは承認を中心に石門心学として広まっていった。

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