19年にも有人で月往復 トランプ政権が計画前倒し指示
米航空宇宙局(NASA)が開発を進める新型有人宇宙船について、トランプ政権が2021年以降に計画していた月軌道への有人打ち上げの前倒しを検討するよう、指示したことが分かった。
NASA幹部が明らかにした。この宇宙船は2011年に退役したスペースシャトルの後継となる有人宇宙船オリオンと、次世代大型ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」。
これにより、早ければ2019年にも宇宙飛行士2人を乗せて月を往復する可能性があるという。宇宙飛行士2人を乗せて月周回軌道に到達した後、月面着陸せずに8~9日間で帰還する案が浮上している。