長岡京 大極殿院の規模特定 礎石の据え付け穴など発見

長岡京 大極殿院の規模特定 礎石の据え付け穴など発見

京都府向日(むこう)市埋蔵文化財センターは10月22日、平安京遷都(794年)までの10年間、桓武天皇治政下、都が置かれた長岡京の中枢部、長岡宮の跡(京都府向日市)で、大極殿を囲む北側回廊の柱を支えた礎石の据え付け穴や、その南北の溝状遺構が見つかった。
桓武天皇が政務を執った大極殿の回廊の柱位置や幅が特定できたのは初めて。3列になった穴8個(直径1.2㍍、深さ10㌢)や、基壇(土台部分)を支える化粧石を抜き取った溝を確認。柱の間隔は東西に3.6㍍、南北に2.4㍍で、壁を挟んで二つの通路が並ぶ「複廊」構造だった。
過去の調査で大極殿のあるエリア「大極殿院」は東西約105㍍、南北約122㍍の縦長だったと推測されていたが、今回の発掘からそうした規模が確実となった。

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