週刊誌で簗農水相の、有権者の一人としてとても看過できない問題発言が報じられた。選挙で自民党を応援しなかったことで、無所属の新人候補に敗れた報復(?)で、国土交通省に働きかけ、那須烏山市と那珂川町の令和8年度の道路予算を、それぞれ前年度比64%、54%と大幅にカットしたーーというものだ。
この一連の発言は農水省就任前の今年5月、地元の自民党会合の場でのものとされる。あきれた話だ。こんな内容を堂々と会合の場で自らの顕示欲を満たす材料と考えたか?あってはならない、余りにもレベルの低い内容で、当該自治体の首長もあきれていることだろう。その会合で現場に居合わせた議員も、これは問題になる発言だ、との印象を持った旨、コメントしている。国会議員の品格、人間性を問われる問題だ。
これを受け、木原官房長官は10月2日、道路予算が恣意的に削減された事実はないーーと否定。打ち消しに必死だ。そのうえで、簗氏による働きかけの有無について「国交省で精査している」と語っている。
まだある、驚くことにこの簗氏、高市首相の側近の一人だという。そうでなくとも高市首相には国務大臣の任命責任がある。
5日に召集された臨時国会では、簗氏の予算カット発言は、高市政権の”火だね”になる可能性もある。