福井で世界最古の鳥の卵殻化石 1億2000万年前

福井で世界最古の鳥の卵殻化石 1億2000万年前
 福井県立大恐竜学研究所は3月18日までに、同県勝山市の恐竜化石発掘現場で見つかった卵殻化石が、鳥類として世界最古となる約1億2000万年前(白亜紀前期)のものだと確認した。鳥類の卵殻化石は欧州やカナダで見つかった約8000万年前のものが世界最古とされていたが、今回見つかったのが約1億2000万年前の地層だったため最古と分かったという。化石は長さ、幅とも最大約3㍉、厚さ約0.4㍉。一部しか見つかっていないため、卵全体の大きさは分からず、鳥の種類なども不明という。

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