日露戦争から今日をひも解く 坂の上の雲ミュージアム
名城大(愛知県名古屋市)都市情報学部の稲葉千晴教授らでつくる研究会「日露戦争史料調査会」が11月22日、坂の上の雲ミュージアム(愛媛県松山市)で講演会「日露戦争と東アジア‥今日的視点から」を行い、市民ら約50人が熱心に聞き入った。
講演会では日露戦争に詳しい稲葉教授と立命館大学政策科学部の宮脇昇教授、文化功労者で日中関係に詳しい早稲田大学の毛里和子名誉教授が登壇。
日露戦争の戦場となった中国で、日本は30万人もの兵士の食料や弾薬などの物資をどのようにして運搬したのか?などの問題提起と、日露戦争を報道した海外の新聞を紹介した。