島根・出雲の砂原遺跡の石器を再び「国内最古」と結論

島根・出雲の砂原遺跡の石器を再び「国内最古」と結論
 島根県出雲市の砂原遺跡の学術発掘調査団は、出土した石器36点について見解を再修正し、11万~12万年前の「国内最古」と結論付け報告書にまとめた。2009年の発表では、12万7000年前ごろにできた地層と、約11万年前の三瓶木次火山灰でできた地層に挟まれた地層から石器が出土したとして、石器の年代は約12万年前の国内最古と発表した。その後、火山灰の地層は三瓶木次層ではなく、約7万年前の三瓶雲南層と判明。翌年、石器の年代を7万~12万年前と幅を持たせて修正した。

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