富山市でよろい竜?の足跡の化石を発掘
富山市科学博物館は7日までに、富山市内の地層でよろい竜(アンキロサウルス類)とみられる足跡の化石を発掘したと発表した。大きさは前足が長さ19㌢、幅21㌢。後ろ足は長さ32㌢、幅44㌢。軟らかい地面を歩いた際のものとみられ、前足部分の深さは7㌢あった。よろい竜は草食で、身を守るため、骨で背中が覆われているのが特徴。昨年10月に富山市大山地区の白亜紀前期(約1億2000万年前)の地層で前足と後ろ足の1組が見つかり、今年11月に掘り出した。
アンキロサウルス類の化石は熊本県御船町で歯が、北海道夕張市で頭骨が見つかっている。