出雲大社で5/10に60年ぶり「本殿遷座祭」大遷宮最終章へ
島根県出雲市の出雲大社は5月10日、本殿(国宝)の修繕工事のため、仮殿に祭られていたご神体を本殿に再び迎える「本殿遷座祭」を60年ぶりに開催する。2008年から始まった出雲大社の改修工事「平成の大遷宮」の最重要行事。大遷宮は約60年ごとに行われ、平成になってからは初めて。社殿の傷みを修復するとともに、先人の技術、文化を伝承するのが目的。神の力が一新される”よみがえり”の意味もあるとされる。現在の本殿は1744年に建立され、大国主命(おおくにぬしのみこと)を祭る。