伊勢神宮、外宮でも「お白石持行事」始まる 新正殿公開
伊勢神宮(三重県伊勢市)の事務を扱う神宮司庁は8月17日、完成間近の外宮新正殿を公開した。また同日、内宮に続いて外宮でも、この敷地に白石を敷き詰める「お白石持行事」が始まった。これは9月1日まで行われ、20年ごとに社殿を造り替える伊勢神宮の10月の式年遷宮のクライマックスにつながる。正殿はふだんは垣根越しにしか見られないが、この行事に限って一般の市民が近付くことができる。初日は、地元住民ら約7400人が参加。伊勢市内を流れる宮川で集めた白石を「えんや、えんや」の掛け声とともに木ぞりで運び、敷き詰めていった。