京都・二条城唐門にCGで華麗な幻影の桜吹雪
世界遺産・二条城(京都市中京区)で、華麗な装飾が施された唐(から)門(国重要文化財)に、桜の花が舞う映像を投影するプロジェクションマッピングが行われ、訪れる人を楽しませている。
これは二条城が歴史の舞台となった、徳川15代将軍慶喜による「大政奉還」から150年を記念した事業の一環で、これまで行っていたライトアップを格段に充実させたもの。能で表現されることが多い「桜の精霊」をモチーフに、唐門に描かれた2羽の鶴が舞うと、桜が咲き乱れる物語をCG映像で表現した。
ライトアップは午後6時~9時(入城時間)。料金は一般400円。城内の50品種300本の桜は今週末が見ごろという。