ユダヤ人に「命のビザ」発給の杉原千畝称える式典
国連が定める「国際ホロコースト・デー」の1月27日、エルサレムで複数のユダヤ人団体が、第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの迫害から逃れるユダヤ人に人道的な立場からビザを発給し、およそ6,000人の命を救った日本の外交官、杉原千畝を称える式典を開いた。
主催した団体は杉原の功績を紹介し、人道的な立場から本国の指示に背いて、日本の通過ビザを発給し「私たちを助けてくれた、杉原の勇気ある行動を決して忘れない」と称えた。
そして石に「杉原千畝」の名を刻み込んだパネルが、ホロコースト犠牲者を追悼する施設の外壁に設置された。