バーミヤン仏教遺跡で日本隊が7世紀?の新石窟発見

 日本の考古学の専門家らは11月25日までに、アフガニスタン中部の世界遺産バーミヤン仏教遺跡で、7世紀ごろに造営されたとみられる石窟を新たに発見した。石窟は遺跡の中心部から約3㌔離れた谷にあるが、ドーム状の天井と八角形の部屋を持つ様式は中心部の石窟と同じ。新たに石窟が見つかったのは、2001年に破壊された2体の大仏がある中心部の石窟から西へ約3㌔のフォラディ谷。調査の結果、石窟は奥行き約4.5㍍の八角形の部屋に高さ約4.5㍍のドーム天井を持つ「円蓋八角堂」とみられ、祈りの場として使われていたと考えられる。

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