「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産勧告で各地賑わう
「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録勧告から一夜明けた5月5日、各地の構成資産では大勢の人で賑わった。静岡県伊豆の国市の「韮山(にらやま)反射炉」では、午前9時の開場前に約100人が列をつくり、この日だけで計4626人が訪問。2005年の広域合併で伊豆の国市が誕生以降、最多となった。長崎市の長崎港を発着する端島(はしま)炭鉱(軍艦島)上陸ツアーも、、ほぼ満席となった。三井三池炭鉱の主力坑だった万田坑(熊本県荒尾市)は、最近5年間の1日の入場者数として最多の約1460人が訪れた。