DYM タイのサミティヴェート病院スクムビットと業務提携

WEB事業、人材事業、海外医療事業を手掛けるDYM(本社:東京都品川区、ディーワイエム)の関連会社、DYM Medical Service Co.,Ltd.(本社:タイ・バンコク)は10月5日、タイで展開する「DYM インターナショナルクリニック」で9月1日より、タイ大手医療機関、サミティヴェート病院スクムビット(所在地:バンコク)との業務提携を結んだと発表した。
DYMインターナショナルクリニック・DYM Health Check Up Clinicは年間1万3,000人の日本人が利用する日系医療機関で、タイ在住者にとってはかかりつけ医院として、地域に根差した医療や関係構築の役割を担っている。
今回の業務提携により、健康診断の受診者や外来患者の2次診療の受け入れや、適切な検査への案内が可能となった。

デンカ 新型コロナ抗原診断キットの検体範囲拡大で変更承認

デンカ(本社:東京都中央区)は10月2日、医療従事者の感染リスクおよび受診者の負担軽減のため、「クイックナビ(TM)―COVID19 Ag」において、10月2日付で検体種を追加する製造販売承認事項一部変更承認を厚生労働省より受けたと発表した。
今回の承認により、従来の鼻咽頭ぬぐい液(鼻の奥で採取した検体)に加えて、鼻腔ぬぐい液(鼻孔から2cm程度スワブ挿入して採取された検体)による検査も可能となった。

ホンダ F1参戦終了 パワーユニット・エネルギーに資源を重点投入

ホンダ(本社:東京都港区)は10月2日、2021年シーズンをもってF1Aフォーミュラ・ワン世界選手権(以下、F1)へのパワーユニットサプライヤーとしての参戦を終了すると発表した。同社は世界最高峰の四輪レースF1に2015年からチャレンジを開始。2019年シーズンに3勝、2020年シーズンも2勝をそれぞれ挙げた。
自動車業界は100年に一度といわれる大転換期に直面する中、同社は「2050年カーボンニュートラルの実現」を目指し、将来のパワーユニットやエネルギー領域での研究開発に経営資源を重点的に投入していく。

創建当初の東大寺東塔の再建目指し2つの復元図作製

奈良文化財研究所は鎌倉時代に再建された鎌倉時代の東大寺東塔について、姿の異なる2種類の復元図を作製した。鎌倉時代の東塔は高さ96m、塔の基壇は1辺およそ27m四方の類のない大きさとした。
一つ目の図は東塔の再建を呼びかけた僧侶、重源が建設に携わった東大寺南大門の建築様式を参考にしたもの。屋根のそりがあまりない、シンプルな造りが特徴。一方、これを引き継いだ僧侶、栄西が建設に携わった東大寺鐘楼の建築様式を参考にした復元図は、屋根にそりがあり、それぞれの層に窓などが設けられている。
東大寺は奈良時代の創建当初の東塔の再建を目指しており、同研究所は今回の経験を生かして復元図を作製することにしている。

タイカ カンボジアに丸亀製麺のFC2店舗目オープン

衝撃吸収、振動防止素材などを製造・販売するタイカ(本社:東京都港区)は10月1日、カンボジアで飲食事業を展開する子会社、タイカ・ファイン・ダイニング(カンボジア)が、2019年トリドール(カンボジア)カンパニーリミテッドとの間で締結しているフランチャイズ契約に基づき、讃岐うどん専門店「丸亀製麺」のFC店「MARUGAME UDON 313 Quayside(キーサイド)」をグランドオープンしたと発表した。同社は昨年9月6日にカンボジア・プノンペン市に「トゥールトンポン店」を開店したのに続く2号店。