伊藤忠 日本気象協会とアパレル需要予測の設計・開発で業務提携

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は11月25日、日本気象協会(本社:東京都豊島区)と、アパレル向け需要予測サービスの設計・開発および運用で業務提携契約を締結したと発表した。2021年春夏シーズンより、まずセレクトショップなどのアパレル関連企業数社の協力のもと、このサービスのテスト運用を開始。2022年春夏から本格展開する。
複数のアパレル関連企業の過去の販売データと、日本気象協会が持つ気象データとの融合により、商品カテゴリーごとの中長期的な需要を予測し、生産、販売計画の適正化を図る。

三井不動産「アウトレットパーク台中港」第2期着工 220店舗へ 

三井不動産(本社:東京都中央区)は11月25日、台湾三井不動産を通じて「三井アウトレットパーク台中港」の第2期開発計画に着手すると発表した。今回の増床により、2022年に店舗数は現在の約170店舗から約220店舗へと拡大する。
同施設は台湾初の港隣接型ショッピングモールとして、2018年12月に第1期エリアを開業。初年度には延べ800万人が来場している。

与謝野晶子晩年の作品屏風「さかい利晶の杜」で初公開 148首披露

日本の代表的歌人、与謝野晶子が晩年に自身の代表的な歌を1枚の屏風に書いた作品が高知県で見つかり、大阪府堺市の「さかい利晶の杜」で初公開されている。この屏風は縦・横およそ1.8mで、与謝野晶子が20~50代までに詠んだ代表的な歌148首が、晶子自身のしなやかな筆遣いで書かれている。
これは、彼女の代表作「みだれ髪」に収められている歌など、晶子が亡くなる2年前に書かれた最後の大作とされ、一般に公開されるのは初めて。
その一部をみると、「海こひし 潮の遠鳴りかぞへつつ 少女となりし、父母の家」は、上京した晶子が波の音を聞きながら育ったふるさとの堺を懐かしんで詠んだ歌だ。

ANA 成田ー深圳線12/14就航,成田ープノンペン線12/1から再開

全日本空輸(ANA)は11月25日、成田- 中国・深圳線を12月14日から週1往復で開設すると発表した。日中間の出入国制限緩和を受けたもの。毎週月曜日に中国・広東省深セン間で運航する。
また、ANAは成田-カンボジア・プノンペン線を12月1日から週2往復で運航を再開する。水曜日と土曜日に運航する。

Meijiと持田製薬 タイで高純度EPA製剤の輸入販売承認を取得

Meiji Seikaファルマ(本社:東京都中央区、以下、Meiji)と持田製薬(本社:東京都新宿区)は11月24日、持田製薬が日本で開発した高純度EPA製剤「EPADEL S900」(日本での販売名:「エパデールS900」、以下、エパデール)について、Meijiの海外子会社、タイ・メイジ・ファーマシューティカルCo.,Ltd.(本社:タイ・バンコク市、以下、タイ・メイジ)が10月26日、高トリグリセリド血症の適応で、タイにおける輸入販売承認を取得したと発表した。これにより今後、持田製薬はMeijiに製品を供給し、Meijiはタイ・メイジを通じて、タイでエパデールを独占的に販売する。

岩谷産業と関電 水素旅客船の商用化を本格検討 万博で運航目指す

岩谷産業(本社:大阪市中央区)と関西電力(本社:大阪市北区)などが、水素を動力源とする船舶の商用化に向けて共同で本格的に検討を始めることが分かった。最新鋭の水素船を「大阪・関西万博」で旅客船としての運航を目指す。産業用水素で国内トップシェアの岩谷産業が主体となり、関西電力は充電システムなどを担う。