ポーランドの研究チームは現在、首都ワルシャワの国立博物館に保管されているエジプトのミイラについて、CTスキャンなどで調べた結果、ミイラはおなかに胎児がいる女性であることが分かったと発表した。年齢20~30歳の女性で妊娠26週から30週だったとみられる。エジプトで見つかったミイラで妊婦だと確認されたのは世界で初めて。このミイラは棺に記された文字などから、およそ2,000年前の男性の聖職者だと考えられていた。
ダイハツ インドネシアでコンパクトSUV DNGA海外展開第2弾
ダイハツ工業は4月30日、インドネシア現地法人アストラ・ダイハツ・モーター社が同日、DNGA海外展開の第2弾として、新型コンパクトSUV「Rocky(ロッキー)」を発売したと発表した。希望小売価格は約160万~177万円。
新型ロッキーは2021年2月にマレーシアのプロドゥア社から発売した新型「Ativa(アティバ)」に続くもの。ダイハツの新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」による海外展開第2弾商品。Ativa同様、2019年に日本で発売したロッキーをベースとしている。トヨタ自動車へOEM供給するとともに、約50カ国への輸出も予定している。
A.L.I. 福井県でレベル3でのドローン物流実証実験に成功
A.L.I.Technologies(本社:東京都港区、A.L.I.)は4月30日、福井県越前町とAOIエネルギーソリューション(福井事業部:福井市)が主体となり行われた、ドローン物流実用化のための実証実験に運航担当として参画し、レベル3(目視外飛行・補助者なし)での飛行に成功したと発表した。福井県越前町で4月21~22日実施された。
今回は物流へのドローン活用によるCO2削減効果の検証だけでなく、災害時を想定した防災の利活用にも可能な飛行とデータの取得を同時に実現した。
関空20年度の総旅客数92%減 コロナで国際便99%と大打撃
関西空港を運営する関西エアポートがまとめた2020年度の関西国際空港の運営概況(速報値)によると、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年度比92%減の225万人だった。年度としては1994年9月の開港以来、過去最低となった。新型コロナウイルスの流行に伴う渡航制限で国際線の便数が大幅に減少したことが響いた。
20年度の国際線の旅客数は99.1%減の20万人にとどまった。国内線も遠方への旅行や出張の自粛で旅客数は69%減の205万人だった。国内線は政府の観光支援事業「GoToトラベル」の効果で一時的に回復したが、1月の緊急事態宣言で再び落ち込んだ。
なお同時に発表した20年度の大阪(伊丹)空港の旅客数は63%減の581万人、神戸空港は63%減の121万人だった。
淡路島で04年発見の恐竜化石は新種「ヤマトサウルス」と命名
相鉄不動産とマーキュリア タイの分譲マンション開発に参画
相鉄グループの相鉄不動産(本社:横浜市西区)とマーキュリアインベストメント(本社:東京都千代田区)は4月28日、タイの自動車部品大手タイサミットグループのリアルアセットデベロップメントとの間で、タイ・バンコクにおける分譲マンション開発プロジェクトへの投資に関する合弁契約を締結したと発表した。
今回の投資対象プロジェクトは、バンコクの地下鉄(MRTブルーライン)のHuai Khwang(ホイクワン)駅より約250mと利便性の高いエリアに立地する。2棟構成の分譲マンション開発プロジェクトのうち、先行して開発されるA棟に参画するもの。相鉄不動産とマーキュリアは日系JV会社としてSotetsu Real Estate(Thailand)Co.,Ltd.を現地に設立し、業務を推進する。