フジッコ インドネシアでマスヤグループと合弁事業開始

フジッコ(本社:神戸市中央区)は5月24日、インドンネシアにおける日系食品商社として先駆的な存在のマスヤグループと合弁事業を開始したと発表した。フジッコの合弁による海外事業展開は初めて。すでに3月末に出資のうえ合弁会社化が完了し、ハラール認証を取得した既存の食品工場の改修を5月より進めており、フジッコブランド製品の製造・販売の早期実現を目指す。
合弁会社「PT.FUJICCO FOODS INDONESIA(フジッコ フーズ インドネシア)」の資本金は248億3,800万ルピア(約2億円)で出資比率はフジッコ51%、マスヤグループ49%。豆加工品、総菜類等の製造を手掛ける。

タカラバイオ 新型コロナL452R変異を検出するPCR試薬を出荷

タカラバイオ(本社:滋賀県草津市)は5月24日、新型コロナウイルスのインド株等でみられるL452R変異を検出するPCR試薬(研究用試薬)の出荷開始を、当初の予定より1週間早め、同日開始すると発表した。新型コロナは従来株から全国で変異株に置き換わっており、変異株への対策ニーズが高まっていることに対応する。

イオン ベトナムドンナイ省とショッピングモール開発で覚書

イオンモールは5月21日、ベトナム・ドンナイ省とショッピングモール開発に関する投資および事業推進について包括的覚書を締結したと発表した。イオンモールはこれに基づき、ショッピングモール開発に向けた相互協力を強化する。ドンナイ省は許認可など行政手続きでイオンモールを全面サポートする。

三城 タイ・バンコクのセントラルワールドに5/15新店舗

「パリミキ」「メガネの三城」を展開している三城ホールディングス(本社:東京都港区)はこのほど、東南アジア最大級を誇るタイ・バンコク中心部のショッピングモール、セントラルワールド3階に5月15日、新店舗をオープンしたと発表した。
店舗は三城が日本の郊外でロッジ店舗として展開し、好評のログハウスタイプ。営業時間は11時~20時、年中無休。セントラルワールドはBTSチットロム駅からスカイウオークで直結の好立地にある。

イオン東京など19店舗でリユース循環型「Loop」商品販売

ロッテ、P&G、エステー、アースなど日用品メーカー6社とイオン(本社:千葉市美浜区)による、容器をリユースで繰り返し利用する資源循環型展開「Loop(ループ)」の取り組みが5月25日からスタートする。東京の17店舗、神奈川、千葉各1店舗の計19店舗とネットスーパーで、まず日用消耗品13品目の販売を開始する。8月までに関東の約50店舗への拡大を目指す。
店頭設置の返却ボックスに容器を返却すると、購入時に支払った容器代がLoop公式アプリ経由で顧客に返金される。
Loopとは、米国テラサイクルが開発した、資源循環型の新たな商品提供システム。従来、使い捨てされていた洗剤やシャンプーなど日用消耗品や食品などの容器や商品パッケージを、ステンレスやガラスなど耐久性の高いものに変え、繰り返し利用を可能にすることで、使い捨てプラスチックを削減していこうという取り組み。

浅沼組 タイ・バンコクで2現地法人設立 リニューアル事業

浅沼組(本社:大阪市浪速区)は5月20日、タイ・バンコクで持ち株会社とリニューアル事業を担う2つの現地法人を設立すると発表した。
今回設立するのは持株会社の「Thai Asanuma Holdings Co.,Ltd.(資本金400万タイバーツ=約1,400万円)と、リニューアル事業の「Thai Asanuma Construction Co.,Ltd.」(資本金500万タイバーツ=約1,750万円)。いずれも6月下旬設立予定。タイの老朽化した高速道路や橋梁のメンテナンス事業を展開する。