ホンダは6月4日、軽乗用車「N-BOX(エヌボックス)」シリーズの累計販売台数が、2021年5月末時点で200万台を突破したと発表した。2011年12月に初代N-BOXをを発売して以来、9年5カ月(114カ月目)での記録達成となった。これは、2001年6月発売の「FIT(フィット)」シリーズが達成した11年9カ月(142カ月目)を上回るホンダとして最速の記録となった。
JAL 国内線PCR検査サービス22年1/10搭乗分まで延長
日本航空(以下、JAL)は6月4日、3月から国内線搭乗者の安全・安心な旅行を実現するため実施してきた1,980円(税込み)でのPCR検査サービスを2022年1月10日搭乗分まで延長すると発表した。これまで対象期間を6月30日までとしていた。
PCR検査はこれまでと同様、医療法人社団直悠会にしたんクリニック(所在地:東京都渋谷区)と連携、実施する。
トヨタ 供給網で脱炭素を主導 21年のCO2排出量3%減目指す
トヨタ自動車は6月3日、直接取引する主要部品メーカーに2012年の二酸化炭素(CO2)排出量を前年比で3%程度減らすよう求めていることが分かった。サプライチェーン(供給網)全体で脱炭素を主導。販売する車両の電動化に加え、製造時の脱炭素化に一丸となって取り組む。
スシロー タイ・バンコク北郊パトゥムタニ県に2号店オープン
日本の回転寿司大手「スシロー」は6月2日、タイの首都バンコク北郊のパトゥムタニ県の商業施設「フューチャーパーク・ランシェット」B階に同国2号店をオープンした。
店舗面積は457㎡、座席数は246席。同国1号店は約800㎡、350席でスシローの店舗として世界最大のため、これよりはやや小さい。同社では今年9月までに3号店の出店を計画している。
東京モーターショー 次回は23年「グリーン&デジタル」,今秋は中止
日本自動車工業会(自工会)は6月3日、次回の東京モーターショーを2023年に開催すると発表した。今秋の開催は新型コロナウイルスの感染拡大を理由に中止した。
次回のテーマは「グリーン&デジタル」。自工会の豊田章男会長はオンラインの記者会見で、政府が掲げる温室効果ガス排出量を実質ゼロにする2050年までを見据え「長い道のりの中、中長期的なメッセージになる」と述べた。
東芝 脱炭素へ電力損失40%低減するパワー半導体を開発
東芝は6月2日、電力損失を大幅に低減可能なパワー半導体と、ゲート電極を3つ有する新構造のシリコンIGBTを開発したと発表した。電力のオンとオフが切り替わる時の電力損失を従来型と比べて最大40.5%低減し、脱炭素社会の実現に貢献する。
パワー半導体は太陽光発電システムや電気自動車など幅広い分野で電力の制御に使われている。あらゆる電力機器に搭載される電力変換器を高効率化し、カーボンニュートラルに寄与する。