宣教師ザビエルの遺体10年ぶりインドの教会で公開
16世紀に日本に初めてキリスト教を伝えた宣教師フランシスコ・ザビエルの遺体が11月22日、インド南部ゴア州オールドゴアで一般公開された。公開されたのは、あおむけの状態で衣装をまとったミイラ化した遺体。10年に一度の機会で2015年1月4日までの公開期間中、約500万人の来訪が見込まれている。
遺体は通常、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産にある「ボム・ジーザス教会」に安置されている。数千人の信者が見守る中、透明の棺(ひつぎ)を聖職者らが路上を担いで運び、公開場所の約500㍍離れた別の教会に移された。