伊東マンショ肖像画初公開 16世紀の天正遣欧使節
2014年にイタリアで発見された天正遣欧少年使節団メンバーの一人、伊東マンショの肖像画(ドメニコ・ティントレット筆)が、東京・上野の東京国立博物館で初公開されている。
これはイタリア・ミラノのトリヴルツィオ財団が所蔵する油絵で、1585年にキリシタン大名の代理としてローマ法王に謁見するため、ベネチアを訪問した時の姿とされる。肖像画のサイズは縦54㌢、横43㌢。日本とイタリアの国交樹立150周年になるのを記念した行事の一つ。
一般公開されるのは世界で初めて。5月17~7月10日(月曜休館)まで。一般620円、大学生410円、70歳以上は無料。