京都・八坂神社前に日本初”漢字”ミュージアム6/29開館
京都に6月29日オープンする日本初の”漢字”ミュージアムが9日、報道陣に公開された。国内外から多くの観光客が訪れる京都・八坂神社の目の前に誕生した日本で初めての漢字専門の博物館だ。
5年前に閉校した中学校の跡地に、”漢検”を運営する「日本漢字能力検定協会」が総工費およそ25億円をかけて建設した。
館内には遊びながら漢字を学べるおよそ30種類のゲームなどが用意されている。施設の目玉は漢検協会が毎年、年末に発表する「今年の漢字」。2015年、清水の舞台で書かれた「安」の字の実物のほか、過去21年分の歴代の「今年の漢字」も展示されている。
漢検漢字博物館図書館の高坂節三館長は「漢字文化の研究、普及活動に広げていきたい」としている。年間20万人以上の来館を見込んでいる。