奈良県の世界文化遺産、東大寺をはじめ元興寺、唐招提寺などを会場に、23日間にわたって約300のコンサートが開かれる音楽祭「ムジークフェストなら」が5月18日、開幕した。初日の18日あ東大寺の大仏殿で記念の式典が行われ、プロの歌手や地元の子供たちがクラシックや民謡などを次々と奉納した。訪れた人たちは、厳かな大仏殿には非日常的な、響き渡る歌声とピアノや三味線の音色を堪能した。ムジークフェストならは、奈良の魅力を、奈良ならではの有名な寺社仏閣を会場に使用し、音楽とともに発信しようと、毎年この時期に開かれている。