天才仏師・運慶の傑作一堂に 今秋東京で特別展

天才仏師・運慶の傑作一堂に 今秋東京で特別展

平安時代末期から鎌倉時代初期にかけ活動した、天才仏師・運慶の代表作を集めた特別展『運慶』の開催概要が発表された。
全国に31体あるとされる運慶作品のうち22体をはじめ、運慶父子らの作品を含め仏像計74体が展示される予定。東京国立博物館で9月26~11月26日まで開かれる。
主な作品をみると、興福寺(奈良市)の無著(むじゃく)・世親(せしん)両菩薩立像(国宝)はじめ、瀧山寺(たきさんじ、愛知県岡崎市)の聖観音(しょうかんのん)菩薩立像(国重要文化財)は寺外では初公開。願成就院(がんじょうじゅいん、静岡県伊豆の国市)の毘沙門天立像(国宝)や、浄楽寺(神奈川県横須賀市)の阿弥陀三尊像など5体(重要文化財)は国内で42年ぶりの寺外公開となる。

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