長浜の塩津港遺跡で出土の平安期の船板に浸水防止技術

長浜の塩津港遺跡で出土の平安期の船板に浸水防止技術

滋賀県文化財保護協会はこのほど、滋賀県長浜市西浅井町の塩津港遺跡で2015年12月に出土した平安時代後期(12世紀前半)の大型木造構造船の船板に、板のひび割れ部分からの浸水を防ぐため、木の皮を加工して縄状に巻いた「マキハダ」が使われていたことが分かったと発表した。
マキハダは木造構造船をつくるうえで必須の技術で、同協会によると国内初の出土例という。マキハダはヒノキなどの木の皮を加工して繊維状にし、縄のように結った部材。浸水を防ぎたい部分に詰める。水分を吸収すると膨張し、水の流入を防ぐ効果がある。

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