藤原京大極殿の階段跡発見 平城京構造解明に手がかり 2015年10月11日歴史くらぶ@club2 藤原京大極殿の階段跡発見 平城京構造解明に手がかり 奈良県文化財研究所は10月9日、国内初の本格的な都城・藤原京(694~710年、奈良県橿原市)の宮跡で、天皇の即位など重要儀式が営まれる大極殿の階段跡が3カ所見つかったと発表した。同研究所では「大極殿の構造の解明に役立つ重要な手がかりだ」としている。 また、大極殿の建物規模は推定で東西約45㍍、南北約20㍍と確認された。これは、平城京大極殿(第1次)とほぼ一致し、専門家は「平城宮大極殿は藤原宮大極殿を移築したとの定説を裏付ける成果」という。