滋賀・甲良町で飛鳥~奈良時代の集落跡見つかる
滋賀県甲良町在士の法養寺遺跡と横関遺跡で、飛鳥時代から奈良時代の集落跡が見つかった。建物跡や溝跡が発掘され、当時の生活様式を知る手がかりになるとみられる。甲良町教育委員会が明らかにした。
今回発掘された建物跡は奈良時代の竪穴住居2棟と掘立柱建物3棟。竪穴住居のうち1棟には建物を拡張した跡が残っていた。一方、溝跡は幅3~5㍍で深さ約1㍍。水源として利用されていたと考えられる。
このほか、複数の土器と銅銭「神功開寶(じんぐうかいほう)」1枚も見つかった。