遺跡発掘調査で、2,000年以上前の弥生時代の地層から見つかった種を育てた、古代のハス「大賀ハス」がいま、滋賀県野洲市の弥生の森歴史公園で見ごろを迎えている。
同公園では32年前に開園する際、大賀ハスの株を譲り受け、池で育てている。今年は10日ほど前から咲きはじめ、直径10cmほどの鮮やかなピンクの花が咲き誇っている。2,000年前の弥生人たちもこのハスを眺めていた(?)のかも知れない。大賀ハスは7月中旬まで楽しめるという。同公園は月曜日は休園。
「京都五山送り火」中止せず 今年は規模を大幅縮小し実施
兵庫・丹波市の1.1億年前の地層から世界最小の恐竜の卵の化石
兵庫県立人と自然の博物館と筑波大学の研究グループは6月24日、兵庫県丹波市のおよそ1億1,000万年前の「前白亜紀」と呼ばれる時代の地層から、世界最小で新種の恐竜の卵の化石が見つかったと発表した。今回見つかったのは幅2cm、長さ4.5cm、推定の重さおよそ10gの化石。2019年1月から3月にかけて発掘されたおよそ1300点の化石の中から見つかった。
卵の化石は、「丹波竜」の発見者の村上茂さんの名前にちなみ「ヒメウーリサス・ムラカミイ」と命名された。また、今回見つかった他の卵の化石の1つも新種と分かり、「サブティリオリサス・ヒョウゴエンシス」と名付けられた。
この地層では、これまでに国内最大級の草食恐竜「丹波竜」の化石などが相次いで見つかっている。
中大兄皇子と中臣鎌足出会いの広場の遺構発見 飛鳥寺西方遺跡で
大化の改新の立役者、中大兄皇子と中臣鎌足が出会った「槻の樹の広場」の跡とされる奈良県明日香村の遺跡「飛鳥寺西方遺跡」で、広場の名前の由来となった欅(けやき)の木があった可能性を示す遺構が初めて見つかった。同村の教育委員会がまとめた発掘調査の報告書で分かった。
同報告書によると、飛鳥寺西方遺跡の広さは少なくとも南北が200m、東西が140mで、一面に石が敷かれていた。この場所では井戸の跡が見つかったほか、近くの飛鳥寺からみて西の方角には6mから7m四方にわたって石敷きがない場所が残されており、このスペースに槻の樹が生えていたとほぼ断定した。
槻の樹の広場は、中大兄皇子と中臣鎌足が出会った場所ととして「日本書紀」に記されている。

