宝飾品、時計、かばんなどのブランド買取「なんぼや」を運営するバリュエンスホールディングス(本社:東京都港区)が海外進出を加速させている。
グループ会社のバリュエンスインターナショナルリミテッド(本社:中国香港特別行政区)は、2021年1月7日にフィリピンに進出、同国第1号店をオープンしたほか、18日にタイ・バンコクに進出、同国第1号店をオープンしている。この結果、東南アジア地域での「なんぼや」展開国はシンガポール、インドネシア、フィリピン、タイの4カ国となる。
トリドールHD「丸亀製麺」インドネシア,比,越に計6店舗出店
トリドールホールディングス(本社:東京都渋谷区)は1月19日、2020年12月に傘下のグループ会社を通じて、讃岐うどん専門店「丸亀製麺」をASEANの3カ国に新たに計6店舗を出店したと発表した。インドネシアに3店舗(うち、クラウドキッチン1店舗)、ベトナム2店舗、フィリピン1店舗の計6店舗。これにより、丸亀製麺の海外展開は11の国と地域の237店舗となる。
協和エクシオとJICT インドネシア通信インフラシェアリング事業へ出資
協和エクシオ(本社:東京都渋谷区)と海外通信・放送・郵便事業支援機構(以下、JICT、本社:東京都千代田区)は1月18日、インドネシアの屋内通信インフラシェアリング事業を展開する協和エクシオの現地法人子会社に共同出融資すると発表した。JICTは最大約22億円相当の出融資を行う。対象は主に4G設備の屋内通信インフラ基盤だが、5Gも視野に入れている。
丸紅・三菱地所 中国吉林省長春市で新規不動産開発第3・4弾
丸紅(本社:東京都中央区)と三菱地所レジデンス(本社:東京都千代田区)は1月15日、中国吉林省のデベロッパー、吉林省偉峰実業有限公司(以下、偉峰)と共同出資して設立した関係会社を通じて、吉林省長春市で住宅を主体とした複合開発事業「偉峰東域2期」プロジェクト(総戸数約1,400戸)、および「偉峰初暁」プロジェクト(総戸数約2,100戸)を実施すると発表した。
これらのプロジェクトは、長春市における日系企業初の不動産開発案件として、2012年より3社で実施してきた第1プロジェクト(総戸数1,104戸)、2016年より実施してきた第2プロジェクト(総戸数936戸)に続く第3、第4プロジェクト。
レオパレス21 ベトナム子会社を中和石油へ売却 事業戦略再構築
レオパレス21は1月18日、子会社のレオパレス21ベトナムの全出資持分を中和石油へ譲渡すると発表した。
レオパレス21ベトナムは2013年11月4日、同社の連結子会社となった後、ベトナムで不動産仲介・管理事業、サービスアパートメント事業、サービスオフィス事業、不動産開発事業を担う子会社として現在に至っている。2020年6月5日付で策定した、抜本的な事業戦略再構築の検討結果を踏まえ、国内外でこのベトナム子会社の売却先を探索していた。
オーウエル 電気・電子部品事業拡大へ中国・深圳市に子会社
電気・電子部品、塗料、表面処理剤など生産財商社、オーウエル(本店:大阪市西淀川区)は1月15日、中国広東省の深圳駐在員事務所を法人化、「奥唯(深圳)科技有限公司」を設立すると発表した。世界的なIT、ハイテク産業の集積地、中国・深圳市で営業活動を強化し、電気・電子部品事業の拡大を図る。
新会社の資本金は350万人民元(5,600万円)で、全額オーウエルが出資する。2021年5月に設立する予定。