7月国内テレビ出荷1年4カ月ぶり減”巣ごもり”一服感

電子情報技術産業協会(JEITA)が8月27日発表した民生用電子機器の7月の国内出荷実績で、薄型テレビが前年同月と比べ22.8%減の40万4,000台となり、1年4カ月ぶりに前年を下回った。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛要請により、想定以上の”巣ごもり”需要がこの間、テレビの国内出荷を支えてきた側面があったが、需要一巡で一服感がみられた。

東京海上日動 大阪での「空飛ぶクルマ」事業性調査

東京海上日動火災保険は8月27日、SkyDrive、大林組、関西電力および近鉄グループホールディングスと共同で、「空飛ぶクルマによるエアタクシー事業性調査」を実施すると発表した。
同事業は大阪府の「令和3年度新エネルギー産業電池関連創出事業補助金『空飛ぶクルマの実現に向けた実証実験』編」に採択されている。
2025年「大阪・関西万博」開催時の大阪ベイエリアにおけるエアタクシーサービスの実現に向け、地域住民の理解を促進し社会受容性を高めていくために、さらに一歩踏み込んだ取り組みとして5社共同で事業を推進することになった。

北米トヨタ 23年からトラック用FCモジュール生産開始

日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、トヨタ・モーター・ノース・アメリカ(北米トヨタ)は8月25日、2023年からケンタッキー州のジョージタウン工場(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ケンタッキー)で、水素を動力とする大型商用トラック用の「デュアル燃料電池(FC)モジュール」の組み立てを開始すると発表した。トヨタが掲げる2050年のカーボンニュートラルに向け、燃料電池車(FCV)を積極的に取り込んだ取り組みを加速させる。
生産予定のデュアル燃料電池モジュールは、重量約1,400ポンド(約635kg)で、継続出力は最大160kw。車両総重量8万ポンドの車両で、300マイル(482.8km)以上の航続距離が可能となる。

PPIH 「DON DON DONKI」9/9マカオ1号店オープン

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(本社:東京都目黒区、以下、PPIH)は8月27日、グループのマカオ・パシフィック・リム・リテール・マネジメント(本社:マカオ)が、2021年9月9日に複合商業施設Trust Leisure Garden(トラストレジャーガーデン)に「DON DON DONKI」マカオ1号店をオープンすると発表した。
DON DON DONKIは、日本産品を提供するジャパンブランド・スペシャリティストアをコンセプトに、同社グループが環太平洋エリアで多店舗展開を進めながら、日本食・日本文化の魅力を発信している。今後もマカオにおける店舗開発を着実に進めていく。