三菱UFJ,大阪ガス等 再生エネ投資で2,000億円のファンド

三菱UFJ銀行や大阪ガス、NTTアノードエナジー、常陽銀行、東京海上日動火災保険、百五銀行、三菱重工業、三菱総合研究所、ゆうちょ銀行などは9月1日、再生可能エネルギー分野に投資するファンドを年内に設立すると発表した。
1日付でファンドの運営を担う新会社「Zエナジー」(所在地:東京都千代田区)を設立した。当初は2,000億円以上の資金を確保し、将来は1兆円規模への拡大を視野に入れている。

OKI 中国のプリンター生産終了 タイ工場へ集約

沖電気工業(以下、OKI、本社:東京都港区)は9月2日、中国広東省深圳市におけるプリンターと複合機の生産を2021年10月に終了し、タイの工場(所在地:アユタヤ県)に移管すると発表した。同社の中期経営計画2022に掲げた施策の一環として、「勝てる商品」に絞り込んだ物量に対応した生産体制の最適化を実施する。中国おけるプリンター販売と保守事業は継続する。
製品の特長に合わせて最適な工場で生産を行うことで、製品の競争力や付加価値向上を図るべく、今後もOKIグループ全体でグローバルでの生産機能再編・最適化を進めていく。

マツダ 半導体不足で9月,タイとメキシコの工場一時停止

マツダは9月3日、タイとメキシコの工場の当面の操業計画について発表した。半導体不足の影響で9月にタイ工場の稼働を8日間、メキシコ工場を7日間止めることを明らかにした。マレーシアで新型コロナウイルスの感染拡大により、複数の取引先工場の稼働率が落ち込み、半導体を使う部品の調達が難しくなったため。同社は7、8月も両工場の稼働を一時停止している。
両工場でマツダ全体の生産の2割程度を担っている。

スズキ 静岡4工場5日間停止、インド全3工場9月は4割に

スズキは9月2日、国内工場とインドの工場の9月の操業・生産計画について発表した。静岡県の4工場の9月の操業を1~5日間停止する。これは、部品調達先の東南アジアの新型コロナウイルスの感染拡大で、調達が滞っていることや、半導体不足のため。また、インドの全3工場で9月の生産が、半導体不足により通常操業時の約4割の大幅減産になることも明らかにした。

極東開発工業 インドネシアで大規模立体駐車装置竣工

特装車・環境・パーキング事業を手掛ける極東開発工業(本社:兵庫県西宮市)は8月30日、インドネシアの現地法人、PT.Kyokuto Indomobil Distributor Indonesia(所在地:ジャカルタ市)を通じて受注していたジャカルタ中心部のオフィスビルの大規模立体駐車装置(4段式で合計76台の駐車が可能)が竣工したと発表した。限られたスペースを最大限に活用するという立体駐車装置のメリットを発揮し、入居テナントの社用車や従業員の車両、来客車両の駐車場として利用される予定。