住友商事 ベトナムでマネージドケア事業に参入 大手に出資

住友商事(本社:東京都千代田区)は9月6日、ベトナム最大手のマネージドケア事業者、Insmart Joint Stock Company(以下、インスマート)に出資し、ベトナムにおけるマネージドケア事業に参入したと発表した。
マネージドケア事業者は、企業の従業員や保険会社の被保険者が医療機関で受診した際の医療費の支払い・請求・内容審査、投薬量や入院回数の適正化、適切な医療機関の紹介などを行う。
インスマートは、ヘルスケア市場の成長と企業・民間医療保険会社の医療費抑制ニーズを背景に、拡大を続けるベトナムのマネージドケア業界において、マーケットシェア6割超を誇る最大手。

スバル 3工場の稼働停止日を5日間追加 部品調達難で

SUBARU(スバル)は9月6日、7日から4日間の稼働停止を予定している国内3工場について、停止日を5日間追加すると発表した。東南アジアの新型コロナウイルス感染拡大がいぜんとして続き、部品調達が滞っているため。自動車メーカー大手の、部品調達難による完成車工場の稼働停止=生産調整が広がっている。

ダイハツ 工場停止を延べ7日延長 東南アから部品届かず

ダイハツ工業(本社:大阪府池田市)は9月6日、国内の工場の稼働停止を延べ7日間延長すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大により、ベトナムなど東南アジアで移動制限措置が延長され、自動車部品の調達が滞っているためだ。
これにより、8月に発表済みの停止期間と合わせると、減産幅は25%となる。9月の稼働停止期間を本社工場(所在地:大阪府池田市)は9月13~17日の計5日間、ダイハツ九州(所在地:大分県中津市)の第2工場は9月13~14日の計2日間それぞれ延長する。

グラクソ社 コロナ治療薬「ソトロビマブ」承認申請

英国の製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)は9月6日、モノクローナル抗体「ソトロビマブ」を、厚生労働省に新型コロナウイルス感染症の治療薬として製造販売承認申請を行ったと発表した。特例承認の適用を希望している。ソトロビマブは軽症・中等症の重症化リスクが高いと考えられる患者を対象とした点滴投与する治療薬。

エヌアイシ・オートテック タイの子会社を解散・清算

産業用アルミフレーム&システムを手掛けるエヌアイシ・オートテック(本社:富山市)は9月3日、タイの連結子会社NIC Autotec(Thailand)Co.,Ltd.(以下、NICタイ)を解散し、清算すると発表した。
同社グループ全体として、総合的に事業の合理性を勘案し、経営資源の集中と経営の効率化について検討した結果、協力関係にある現地企業を代理店(協力工場)に指定し、NICタイがに担ってきた業務を委託することにした。これにより、ローコストオペレーションの実現と、現地ローカル企業への拡販が推進される。

大日本住友製薬 ホーチミン市に10/1駐在員事務所開設

大日本住友製薬は9月2日、ベトナム・ホーチミン市に10月1日付で駐在員事務所を開設すると発表した。現地連携企業との連携を強化し、新薬などの承認取得を促進する。市場調査、情報収集に注力する。当面はシンガポール現地法人の出先機関と位置付け、常駐の社員3人を配置する。