旭化成 乾式分離膜事業で中国企業と合弁 28年に年10億㎡へ

旭化成は(本社:東京都千代田区)9月22日、リチウムイオン電池部材セパレーター(分離膜)で中国大手の上海恩捷新材料科技股份有限公司(所在地:上海市、以下、上海恩捷)と、江西省高安市に乾式セパレーターを生産する合弁会社「江西恩博新材料有限公司」を設立すると発表した。
新会社の資本金は8,400万人民元(約14億2,200万円)で、段階的に4億5,400万人民元まで増資する。出資比率は上海恩捷が51%、旭化成傘下の米ポリポア インターナショナル(本社:ノースカロライナ州)が49%。2022年上期(1~6月)から乾式セパレーターの生産を開始する。年産能力は1億㎡。需要の伸びに合わせ、2028年をめどにスタート時の10倍の年産10億㎡まで拡大する計画。
中国ではエネルギー貯蔵システムや電気自動車(EV)向けリチウムイオン電池の市場が拡大しており、こうした需要を取り込む。

パナソニック 海外の冷蔵庫用圧縮機の製造事業閉鎖

パナソニックは9月23日、シンガポールの冷蔵庫用コンプレッサー(圧縮機)製造事業を閉鎖すると発表した。事業再編の一環として、2022年9月末で操業を停止し、現地の全従業員の3割超にあたる700人を解雇する。日本から移転している同事業の本社機能や、研究開発(R&D)拠点は存続させる。

東京エレクトロン 宮城の工場敷地内に新棟 共同研究拠点に

半導体製造装置大手の東京エレクトロン(本社:東京都港区)は9月22日、宮城県大和町の工場敷地内に建設中だった「宮城技術革新センター」が完成したと発表した。顧客企業との共同研究や装置の評価を担う拠点とする。半導体製造に欠かせない主力装置の技術開発なども想定する。
同センターは地上4階建てで、延床面積は1万9,400㎡。1階から2階にかけて顧客企業が利用できる共同研究エリアや、装置の試験ができるトレーニングセンターなどを設けている。

バッテリー交換式EVトラックの研究開発に5社が参画

伊藤忠商事(本社:東京都港区)は9月21日、環境省より公募された「令和3年度バッテリー交換式EV開発および再エネ活用の組み合わせによるセクターカップリング実証事業」に応募し、採択されたと発表した。このプロジェクトの実証事業ではいすゞ自動車、JFEエンジニアリング、エッチ・ケー・エス、ファミリーマートの4社をパートナー企業に、共同参画する。
物流網の脱炭素化に向け、環境省公募の委託事業を通じ、バッテリー交換式EVトラック、バッテリーパック、およびバッテリー交換ステーションの開発を進める。実証事業では、開発したトラックをファミリーマートの配送車として運用し、埼玉県の三郷中央定温センターから各ファミリーマート店舗までの走行実証を行う。

アカツキ 日本のアニメ配信・普及へインドに子会社設立

オンラインゲームの制作などを手掛けるアカツキ(本社:東京都品川区)は9月22日、インドに子会社「Akatsuki India Private Limited」を2021年7月に設立したと発表した。子会社は日本のアニメの配信や、日本のキャラクターの商品化にも携わる。同国で2022年3月までに、複数の作品・コンテンツ・キャラクターの展開を始動することを目標に掲げ、インド市場での普及を図る。